独首相、ウクライナを「必要な限り」支援 ロシアの責任追及

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記者会見に臨むドイツのショルツ首相=14日/Christoph Soeder/picture-alliance/dpa/AP

記者会見に臨むドイツのショルツ首相=14日/Christoph Soeder/picture-alliance/dpa/AP

(CNN) ドイツのショルツ首相は14日、ロシアの侵攻と戦うウクライナに対して「必要な限り」支援を行うことを再確認したほか、戦争に関する責任が問われるべきだと述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は訪問先のドイツで、ショルツ氏に対し、ウクライナへの支援に謝意を示した。ゼレンスキー氏のドイツ訪問は、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってからは初めて。

ショルツ氏はゼレンスキー氏との共同記者会見で、世界のどの都市でも他国による侵略や殺人、略奪が行われることは許されないとし、ドイツはロシアの犯罪責任の追及を確実に行うためにウクライナを支援すると述べた。

ショルツ氏は「我々の支援は人道的なものだけでなく、政治的、財政的、もちろん武器による支援もある」と述べ、ドイツは必要な限りウクライナを支援すると改めて明言した。

ゼレンスキー氏は記者団に対し、ウクライナが領土の防衛や国民の命を守るためにドイツの防衛システムを必要としていることを強調したいと語った。

ゼレンスキー氏は、ドイツについて、ウクライナへの支援で米国に次いで2番目の位置にいるとし、会談では、「ウクライナの人々が自由を取り戻すためのウクライナ軍の能力」について協議を行ったと述べた。

ドイツは13日、ウクライナに対する30億ドル(約4100億円)規模の軍事支援を発表。支援の規模はロシアによる侵攻が始まって以降で最大級のものだった。

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