ワグネル戦闘員、バフムートで前進続ける トップが主張

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民間軍事会社ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏=4月8日、ロシア・モスクワ/AP/File

民間軍事会社ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏=4月8日、ロシア・モスクワ/AP/File

(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏は18日までに、所属する戦闘員らがウクライナ東部の激戦地バフムートで前進したことを明らかにした。戦域を囲む形で残る複数の建物は、依然としてウクライナ軍が占拠した状態だという。

同氏がSNSテレグラムに投稿した内容によると、ワグネルはバフムートで260メートル以上前進した。敵は激しく抵抗し、市のあらゆる箇所で戦いを繰り広げているものの、実際には領域のごく狭い範囲しか掌握していないという。

その上でプリゴジン氏は、残ったウクライナ軍の陣地を包囲するのは現状不可能だと説明。最近ロシア軍のパラシュート部隊が撤退したことを理由に挙げた。

またゲラシモフ参謀総長に矛先を向け、「ゲラシモフによる本日の敵からの即時撤退のため、バフムートを孤立化させるには至っていない。それでも我々は前進している」と強調した。

プリゴジン氏は今回の戦争における戦術と指導力を巡って、たびたびロシア国防省と異なる見解を表明している。

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