ロシア、米紙記者の拘束を8月30日まで延長

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先月18日に行われたの裁判に出廷するエバン・ゲルシュコビッチ記者/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images/File

先月18日に行われたの裁判に出廷するエバン・ゲルシュコビッチ記者/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images/File

(CNN) ロシアの裁判所は23日、スパイ容疑で拘束されている米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシュコビッチ記者の拘束期間を8月30日まで延長した。ロシア国営RIAノーボスチ通信が裁判所の話として報じた。

同通信によると、「モスクワのレフォルトフスキー地区裁判所は、勾留という形での拘束を8月30日まで延長するという捜査当局の請求を認めた」という。

米国務省はゲルシュコビッチ氏について「不当な拘束下にある人物」と認定している。

同氏は先月、裁判所に出廷し、拘置所での公判前勾留ではなく自宅軟禁による拘束とするよう申し立てた。申し立ては退けられ、同氏は現在、悪名高いレフォルトボ刑務所にある拘置所に勾留されている。

拘束期間延長の決定について、WSJは声明を出し、「エバンの不当な拘束に変化はないだろうと予想していた一方で、深く失望した。起訴は明らかに偽りであり、我々は引き続き即時解放を要求する」としている。

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