ウクライナ、行方不明者50人の遺体を発見 元ロシア支配地域で
(CNN) ウクライナ当局の行方不明者捜索チームが、ロシア側から奪還した地域でこの1カ月に50人の遺体を発見した。
ウクライナの行方不明者問題を担当する責任者、オレフ・コテンコ氏によると、遺体はロシアに一時支配されていた東部ドネツク、ルハンスク、ハルキウの各州で見つかった。奪還地域での捜索は今も続いているという。
ウクライナ内務省は今月、行方不明者の登録システムの運用を開始した。同省によれば、ロシアの侵攻が始まってからこれまでに数万人の行方が分からなくなり、そのうち2万3000人が「軍事作戦の結果として特殊な状況下で行方不明になった」と正式に認定されている。