ロシアの都市ベルゴロドで爆発、州知事はドローンによるものと示唆
(CNN) ロシア南西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は1日、州都ベルゴロドでドローン(無人機)によるものとみられる爆発が起きたと明らかにした。
同知事はSNSテレグラムで「正体不明の装置が爆発した。初期のデータによれば、無人機が自動車道に落下した」と述べた。
これにより2人が軽傷を負ったほか、車両1台が損傷したという。
非公式のソーシャルメディアアカウントに上がった写真や動画には、市の中心部から煙の立ち上る様子が捉えられている。ある動画からは、近くの高層ビルの窓が割れているのが確認できる。目撃者の言葉として、市内の主要な街路が閉鎖されたとの記述もある。
ベルゴロド市とその周辺は、過去数週間で複数回のドローン攻撃を受けている。最近ではベルゴロド州の国境地帯が迫撃砲などの標的になっていた。
ロシア政府に対抗するロシア人の義勇兵組織は、再度国境を越えてロシア領内に侵入したと主張したが、同国政府はこれを否定している。