ワグネルのトップ、ロシア国防省が地雷敷設と主張 バフムートからの撤退ルートに

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ロシア民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏/Getty Images

ロシア民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏/Getty Images

(CNN) ロシア民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は2日、SNSテレグラムへの投稿で、ロシア国防省の関係者がワグネルの戦闘員の撤退ルートに地雷を敷設したと主張した。ルートは戦闘員らがウクライナ東部の激戦地バフムートから撤退する際に使用したものだったという。

プリゴジン氏は、自らの主張を裏付けるいかなる証拠も示さなかった。

「戦地を離れる直前、我々は自分たちの撤退ルートに沿って疑わしい動きがあるのに気付いた。(中略)法執行機関を呼び、道路に沿って撤退ルートの調査を開始した」「約10カ所以上で様々な種類の爆発物が仕掛けられているのが分かった。数百個の対戦車地雷や数トン分のプラスチック爆弾などだ。(中略)それらの地域に爆発物を仕掛けたのは、国防省の関係者だ」とプリゴジン氏は述べた。

その上で「なぜそんなことをしたのかと問われれば、彼らは指を上に向ける」と付け加えた。ロシアの指導部に言及しているとみられる。

さらに「これらの装置を敷設して、敵を後退させておく必要はなかった。場所が戦域の後方だったからだ」「それゆえに、こうした爆発物はワグネルの部隊を狙うためのものだったと推定できる。我々は隊列を組んで歩くことはないが」と続けた。

プリゴジン氏によれば、ワグネルの部隊は「ほぼ全て、99%」がバフムートから撤退した。

「全ての陣地が、適切なタイミングで国防省に引き渡された」(プリゴジン氏)

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