ウクライナ各地にロシア軍の攻撃、インフラなど被害

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キーウ上空でロシアの無人機が爆発する様子=20日/Gleb Garanich/Reuters

キーウ上空でロシアの無人機が爆発する様子=20日/Gleb Garanich/Reuters

(CNN) ウクライナの西部リビウ州、南部ザポリージャ、首都キーウで20日、ロシア軍の攻撃が報告され、インフラ設備などが被害を受けた。

リビウ州のコジツキー知事はSNS「テレグラム」への投稿で、同日午前に重要なインフラが攻撃を受けたが、けが人は出なかったと報告。現場で火災が発生し、消火作業が続いていると述べた。

また南部の都市ザポリージャとその近郊が同日未明、ロシア軍の砲撃を受けた。

ザポリージャ州のマラシコ知事によると、死傷者の報告はない。通信、農業関連の施設や、大勢の人が集まる娯楽地区が標的となった。

市内のCNN取材班によれば、南東方向から少なくとも7回の爆発音が響いた。

現地当局は、ロシア軍が兵員や重機を国内のほかの地域からザポリージャ州へ移動させているとの見方を示した。

ウクライナ軍高官によれば、首都キーウにはこの日、イラン製ドローン(無人機)による大規模な攻撃があった。

同市の軍政トップ、ポプコ氏は声明で、ドローンが複数の方向から何度かに分けて飛来し、空襲警報が3時間以上鳴り響いたと述べた。このうち二十数機は、市周辺の上空で防空システムが破壊したという。

ポプコ氏によると、イラン製ドローンを使ったキーウへの攻撃は今月2回目。死傷者や建物の損壊など、被害の詳細はまだ把握できていないという。

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