親ロシア派当局者、車の爆発により負傷 クリミア半島
(CNN) ウクライナ南部クリミア半島で19日に起きた車の爆発によって、ロシア側が任命した当局者が負傷したことがわかった。ザポリージャ州の親ロシア派の当局が明らかにした。
親ロシア派のザポリージャ州軍政トップ、ウラジーミル・ロゴフ氏によれば、クリミア半島のシンフェロポリの幹線道路で車内で爆発が起きた際、同州の「副首相」の補佐官は他の2人とともに車に乗っていた。3人とも負傷し、重度のやけどを負ったという。
ロゴフ氏によれば、爆発の原因について公式の発表はない。ロゴフ氏は、シンフェロポリのガソリンスタンドで18日にガスボンベの検査が行われたとも述べた。
ウクライナのロシア軍の占領地域では、ロシア側が任命した当局者が爆発物の標的となっている。3月にはマリウポリで起きた車の爆発により、ロシア軍の司令官が死亡していた。