ロシア西部クルスク州、ウクライナ軍の砲撃で2人負傷 知事発表
(CNN) ウクライナと国境を接するロシア西部クルスク州のスタロボイト知事は18日、ウクライナ軍からの砲撃によって2人が負傷したほか、砂糖工場など複数の建物に被害が出たと明らかにした。
スタロボイト氏によれば、国境付近の集落3カ所が標的となった。さまざまな地域に20回以上の攻撃が行われたとみられるという。
住民2人が負傷したほか、砂糖工場や家屋、店舗、送電線が損傷した。一部では停電が発生した。
スタロボイト氏によれば、ロシア軍がウクライナの部隊に反撃を行った。
ウクライナに侵攻しているロシアだが、戦火はロシア国内にも近づきつつあり、過去数週間は、より多くの越境攻撃が発生している。ロシア当局によれば、クルスク州や隣接するベルゴロド州への攻撃はウクライナ軍によって行われている。ウクライナと連携しているロシア人の戦闘員による攻撃も行われており、越境攻撃によって混乱やロシア政府に対する怒りを引き起こすことを期待している。
ウクライナは通常、ロシアへの越境攻撃に対する責任を認めていない。
CNNは戦況に関する報告について独自に確認ができていない。