パリ中心部でガス爆発、37人負傷
爆発を調べているパリ検察は、初期段階の兆候から爆発はファッション・デザインの学校であるパリ・アメリカン・アカデミーの入る建物から生じたと考えられると述べた。CNN提携局のBFMTVが明らかにした。
現場の動画には、爆発と火災で建物の一部が崩壊した様子が映っている。瓦礫からは煙が立ち上り、救助隊員が懸命な消火作業を行っている。
同校のウェブサイトによれば、パリ・アメリカン・アカデミーはパリに設立された「初の二カ国語のデザイン学校」。米オハイオ州のケント州立大学は、パリ・アメリカン・アカデミーで学ぶ同大の学生について、爆発後に全員の無事と所在を確認したと発表した。
パリのイダルゴ市長は同日のうちに現場を視察。市当局は爆発後の対応に当たるべく、緊急対策本部を設置した。