プリゴジン氏、ロシア軍指導者の拘束を計画か WSJ報道

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反乱時の24日、ロストフナドヌーのロシア軍司令部で発言するプリゴジン氏/Press service of

反乱時の24日、ロストフナドヌーのロシア軍司令部で発言するプリゴジン氏/Press service of "Concord"/Handout/Reuters

(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は、6月24日に反乱を起こした際にロシア軍指導者2人の拘束を計画していた、と米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が28日、西側当局者の話として伝えた。

WSJによると、プリゴジン氏はショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長がウクライナとの国境沿いの地域を訪れたときに、2人を拘束する計画だった。

実行予定の2日前にロシア連邦保安局(FSB)が計画を把握したため、プリゴジン氏は土壇場で計画変更を余儀なくされ、2人を拘束する代わりに首都モスクワに向けて進軍することになったと報道にはある。

ワグネルの部隊はロシア南部ロストフナドヌーの重要な軍基地を掌握。プリゴジン氏が反乱を中止したとき、部隊はモスクワに近づきつつあった。

WSJの報道について、安全保障を担当する欧州の情報筋はCNNに、プリゴジン氏がロシア軍の指導者を拘束したいという意思を示した可能性は高いが、成功の見込みのある計画を持っていたかについての評価はない、と述べた。

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