ロシア軍、キーウ州に3夜連続攻撃 1人死亡2人負傷
(CNN) ウクライナの首都キーウのクリチコ市長は13日、ウクライナ軍が同日未明にロシア軍の無人航空機(UAV)などを撃墜したものの、1人が死亡したと明らかにした。ロシア軍のキーウ州への攻撃は3夜連続。
クリチコ氏によると、キーウ市ポディル地区でのアパート火災の消火活動中に男性の遺体が見つかった。また、市内のいくつかの地域で被害があり、ダルニツキー地区では2人が負傷し病院で手当てを受けているという。
一方、ウクライナ空軍は同日、未明の攻撃で使われたロシア軍のミサイルやイラン製ドローン(無人機)20機などを撃墜したと発表した。
ウクライナの迎撃により爆発したロシアのドローン(無人機)=13日、ウクライナ・キーウ/Gleb Garanich/Reuters
SNS「テレグラム」に投稿された声明によると、ウクライナ空軍はロシア軍のドローンを主にキーウ州上空で撃墜。ロシア軍はまた、黒海から巡航ミサイル2発、クリミアから弾道ミサイル1発を発射したという。
声明には「ウクライナ空軍の対空ミサイル部隊や戦闘機、機動射撃隊、そしてウクライナ国防軍の他の組織の防空が敵の攻撃を撃退した」とある。