基地攻撃でロシア兵最大200人死亡か ウクライナ南部
(CNN) ウクライナ南部ザポリージャ州メリトポリのイワン・フェドロフ市長は13日までに、ウクライナ軍がロシアの支配下にある同州トクマクのロシア軍基地を攻撃し、ロシア軍兵士最大200人と、トクマクの指揮官が死亡したと明らかにした。
フェドロフ氏は「ウクライナ軍がトクマクにある占領者の陣地への攻撃を成功させた」とSNS「テレグラム」で述べた。
同氏はウクライナ支配地域にいる。同氏の主張を裏付けることはできないが、トクマクの鍛造工場に置かれているロシア軍基地が攻撃を受けたと情報機関が報告していると主張した。
同氏の主張を確認する方法はなく、鍛造工場への攻撃を示す映像などはない。だが親ロシア派のソーシャルメディアは11日、「空軍部隊がトクマクに大規模攻撃を行った。初期情報では攻撃6回が記録されている」と伝えた。
ロシアが任命したザポリージャ州の当局者、ウラジーミル・ロゴフ氏も同日、トクマクでの一連の爆発に言及し、空き地での火災の様子を映した動画を投稿した。撮影場所は特定できなかった。
ウクライナ軍はロシア軍の重要な防衛拠点であるトクマクを定期的に攻撃目標にしている。