東部バフムートと南部戦線でさらなる戦果、ウクライナ主張
(CNN) ウクライナ国防省のマリャル次官は13日までに、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムートの戦況に触れ、ウクライナ軍はさらなる進撃を果たしており、州内の各地でもロシア軍の攻撃を押し返していると報告した。
ロシア軍は、ドネツク州リマン、アウディーイウカやマリインカ、隣接する北東部ハルキウ州クピャンスクで再三、ウクライナ軍の防御線の突破を試みているが、ウクライナ軍が撃退に成功していると述べた。
バフムート周辺でウクライナ軍は南側の側面から攻撃を仕掛けて前進しており、占領されていた地域で陣地を強化しているとした。同市の北端部や南端部では高台の場所の確保に努めているとした。
また、同国中南部ザポリージャ州の戦線にも言及し、メリトポリ、ベルジャンスク両市へつながる方面でウクライナ軍は攻勢を続けていると説明。敵側を弱体化させる多くの作戦も進めているとも述べた。
ロシア軍の武器弾薬の多くの貯蔵施設などを破壊したため、ロシア軍の攻撃の回数は落ち込んだとも主張。ロシア軍の後方支援や統制指揮の拠点へのミサイル攻撃や長距離用の砲撃を増大させているともした。
CNNはウクライナ側が主張するこれら戦果を確認出来てはいない。