男児2人、路上の爆発物で重傷 ウクライナ南部
(CNN) ウクライナ南部ヘルソン州の村で、外遊びをしていた男児2人が路上の爆発物で重傷を負った。
プロクジン知事が16日、SNS「テレグラム」に投稿したメッセージによると、けがをしたのは8歳と10歳の男児。
2人は州都ヘルソン市の北東に位置する村の路上で、正体不明の物体を見つけた。遊んでいる間にこれが爆発し、頭部にけがを負って脳震とうを起こした。
8歳児はさらに、胴体と両腕に破片による傷、片脚にやけども負った。
プロクジン氏はメッセージの中で、子どもたちには自分の身を守り、見慣れない物で遊ばないよう親から言い聞かせる必要があると呼び掛けた。
同氏によると、直近24時間のうちにロシア軍からヘルソン市に砲弾10発が撃ち込まれて、同市周辺にも69回の砲撃があり、1人が死亡した。
州軍政当局は、同市西郊の村で砲撃により2人が負傷したと報告しているが、詳細は不明。またプロクジン氏によれば、州内各地で民生インフラが破損した。