メキシコの猛暑による死者、4カ月で200人超 前年比激増

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第3熱波の暑さのなか水で体を冷やす男性=6月12日、メキシコ・ハリスコ州/Ulises Ruiz/AFP/Getty Images

第3熱波の暑さのなか水で体を冷やす男性=6月12日、メキシコ・ハリスコ州/Ulises Ruiz/AFP/Getty Images

(CNN) メキシコで過酷な猛暑による過去4カ月の死者が249人に達した。同国保健省が明らかにした。

3月19日~7月22日の間に届け出があった死者の数は、ヌエボレオン州が100人、タマウリパス州28人、ベラクルス州とソノラ州でそれぞれ26人。ほかにも12州で死者が出ている。

ほかにも猛暑に関連した症例3169例が報告されている。

メキシコや米南部の州は、高気圧に大気が閉じ込められて気温が上昇する「ヒートドーム現象」が発生。メキシコでは先月下旬、一部地域で最高気温が6月として最高、あるいは史上最高の45度を記録した。

そうしたパターンは今週に入っても続き、バハカリフォルニアとソノラの少なくとも2州で45度を超えた。ほかの5州でも40~45度を観測している。

死者のうち63%に当たる157人は、今年予想される4回の熱波のうち「第3熱波」の死者だった。

死因は熱中症が92.4%を占め、残りは脱水症が原因とされている。

前年同時期の猛暑による死者はメキシコ全土で38人、第3熱波で死亡したのはうち7人だった。猛暑に関連する症例は282例が報告されていた。

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