オデーサへの攻撃は食料安全保障への攻撃 ゼレンスキー氏

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ウクライナのゼレンスキー大統領がロシア軍によるオデーサのインフラ攻撃を非難した/Clodagh Kilcoyne/Getty Images

ウクライナのゼレンスキー大統領がロシア軍によるオデーサのインフラ攻撃を非難した/Clodagh Kilcoyne/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、ロシア軍による最近の港湾都市オデーサのインフラに対する攻撃について、「世界の食料安全保障」に対する攻撃だとし、国際社会に対して介入を呼び掛けた。

ゼレンスキー氏はSNS「テレグラム」への投稿で、「ロシアのテロリストが再び港や穀物、世界の食料安全保障を攻撃した。世界は対応しなければならない」と述べた。

ゼレンスキー氏は、ウクライナの穀物倉庫を意図的に破壊した攻撃を前に、「ロシアは阻止できるし、阻止しなくてはならない」とも述べた。

ゼレンスキー氏はまた、ウクライナ空軍がオデーサを狙ったイラン製ドローン(無人機)「シャヘド」を23機撃墜したとして、英雄的な一夜をたたえた。

ロシアは黒海からの穀物輸出に関する協定から離脱した後、オデーサなどウクライナの穀物供給に関係する主要な都市に対して攻撃を続けている。英国のウッドワード国連大使によれば、ロシアが攻撃を強めたことで27万人の1年分の食料に相当する6万トンの穀物が消えてなくなった。

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