アフリカ中部ガボンでクーデターか 軍高官グループが権限掌握を宣言
最近では、西部ニジェールで先月末に軍事クーデターが起きた。軍事政権は今月、3年以内の民政移管を提案した。
ボンゴ氏は、1967年から大統領を務めて09年に病死した父、オマル氏の後を継いで就任。16年の大統領選で再選された時は、抗議デモで議事堂が放火された。19年には、兵士らが国営放送局を襲撃するクーデター未遂が起きていた。
3期目を目指した26日の大統領選では、64.27%の票を獲得したと発表された。同じ日に議会選も実施されたが、国際監視団や外国メディアを受け入れず、投票後にインターネット接続を遮断し夜間外出禁止令を出すなど、当局の対応に対して透明性を疑問視する声が強まっていた。