英国防相、米国の選挙結果に関係なくウクライナを支援
(CNN) 新たに英国防相に就任したグラント・シャップス氏は24日、来年米国で行われる選挙の結果に関係なく、英国は「肩を並べて」ウクライナとともに立ち続けると述べた。
米議会では共和党がウクライナのゼレンスキー大統領に対する支援で一枚岩になれていない。最近の世論調査では、共和党員の大多数は、ロシアと対立しているウクライナへの支援を減らすべきだとの意見に同意している。
CNNの8月の世論調査によれば、米国人の過半数がウクライナに対する資金援助の拡大に反対した。共和党員では反対が71%に上った。
シャップス氏は、米国で共和党の大統領が選出され、ウクライナに対する支援を撤回することになった場合、英国はどうするかとの質問に対し、英国のウクライナへの支援は揺るがないと述べ、そうした質問は臆測の域を出ないとの見方を示した。
シャップス氏は、共和党の選挙がどうなるのかまだわからないものの、英国はウクライナの友人たちと肩を並べて立ち続けると語った。
シャップス氏は「ウクライナのゼレンスキー大統領が今週述べたように、実際に米国の人々は、ウクライナが民主主義国家であり続けることが米国の利益、世界の利益と考えていると私は心から信じている」と言い添えた。