解任の中国前外相、テレビ番組司会者と不倫と英紙報道 米国で代理出産か
FTは傅氏に近い数人の話として、最初の出会いから10年近くたったころ、2人は北京でさらに緊密な関係となったと伝えた。だが、秦氏が外相に任命された昨年12月ごろから、秦氏が傅氏を遠ざけるようになったという。傅氏に近いある人物は、傅氏がSNS上で2人の関係をほのめかす行動をし始めたのはそれが原因との見方を示したという。
秦氏は今年3月に全国人民代表大会で国務委員に任命された。その際、傅氏は初めて子どもの顔が載った写真を投稿して「勝利の結末」とのコメントを添えた。同じ日には別の投稿で、父親は米国人ではないと明らかにし、もうすぐ子どもとともに中国に帰ると記していた。
傅氏は保有する資産でも注目を集めている。SNSの「微博(ウェイボー)」には自分のプライベートジェット機や、米カリフォルニア州海岸沿いの富裕層地域にある豪華な住居の写真を投稿している。
傅曉田氏はガルフストリームG650のプライベートジェット機を使用したことをSNSで投稿した/Courtesy Zikuan Chen
10年間の報道のキャリアで、どのようにしてそうした生活様式を実現できたのかは明らかとなっていない。
傅氏は4月11日、中国にプライベートジェット機で帰国する際の経由地アラスカ州アンカレジで微博に投稿。前回同機を使ったのは1年あまり前で、目的地のワシントンは桜が静かに咲いていたと記述した。傅氏が秦氏をインタビューしたのはその時だった。
傅氏が微信に最後に投稿したのは5月21日だった。