ヒズボラと戦争ならレバノンが「代償」 イスラエル大統領
(CNN) イスラエルのヘルツォグ大統領は24日、イスラエルがレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに攻撃された場合、レバノンは無実を主張できないと述べた。ヘルツォグ氏は、フランスのマクロン大統領との共同記者会見で述べた。
ヘルツォグ氏は、ヒズボラとの間で戦争が勃発した場合、「レバノンが代償を支払うことになるのは明らかだ」と述べ、ヒズボラは「火遊び」をしていると言い添えた。
ヘルツォグ氏は、イスラエルの北部国境で、誰かと対立することは望んでいないとも語った。
マクロン氏によれば、フランスは、紛争に参加する可能性のある他のグループに対し、参加しないよう警告するメッセージを送ったという。
ヘルツォグ氏によれば、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスによって30人の子どもが誘拐されたという。
イランが支援するヒズボラはイスラエルとレバノンの国境付近に拠点を置いており、ヒズボラとイスラエルの小規模な衝突が増えている。レバノンの情報相は23日、レバノン政府はイスラエルとの戦争は望んでいないと述べたが、イスラエルからの脅威は絶え間なく発生しているとの見方も示した。