ガザで国連職員の死亡増え53人に、現地職員と連絡途絶も多発

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イスラエルによるガザの空爆で死亡したパレスチナ人記者の葬儀で祈りを捧げる人々/Ashraf Amra/Anadolu/Getty Images

イスラエルによるガザの空爆で死亡したパレスチナ人記者の葬儀で祈りを捧げる人々/Ashraf Amra/Anadolu/Getty Images

(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は27日、イスラエル軍との軍事衝突が起きているパレスチナ自治区ガザ地区で死亡した国連職員は53人に増えたと報告した。

声明で、過去24時間内で14人が新たに亡くなったと述べた。同機関はガザ全土で150の避難施設を運用。住む場所を失った地区内の住民約140万人のうち約64万人が駆け込んでいるとされる。

また、複数の国連機関はガザで活動する現地職員との連絡が途絶えたことを明らかにした。地区内の通信網の大半が障害を受けているとみられるとした。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はSNS上で、職員、医療施設、医療従事者や人道支援の協力者との通信が断絶したと説明。国連パレスチナ人道調整官のヘイスティングス氏は「爆撃の激化が伝えられるガザは外部世界との接触が失われた」と述べた。国連児童基金(UNICEF)のラッセル事務局長は、消息がわからなくなった現地の職員たちの安否などへの強い懸念を示した。

パレスチナ自治区の主要な通信会社によると、ガザ内の通信機能に空爆の影響で過去数時間内に大幅の障害が起きたという。

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