外国籍保有者5000人超、ガザからエジプトへ退避の見通し 米当局
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区にいる市民の脱出について、米当局者は1日、同日発表された合意の一環として、最終的には5000人を超える外国籍保有者がエジプトに退避することが許可されるとの見通しを示した。
高官はガザからの退避者が計約7000人になる可能性があると明らかにしたが、この数は正確なものではないと指摘。当局者らは、現地の状況が流動的であることを強調している。
CNNはこれより前に米高官の話として、500人ほどがエジプト境界のラファ検問所を通過するための手続きが1日に行われるのを待っており、1日あたりの通過者は最大1000人ほどに増える可能性があると報じた。
ブリンケン米国務長官は10月31日の上院歳出委員会の公聴会で、約400人の米市民とその家族、計約1000人がガザからの脱出を模索していると明らかにした。米市民以外にも外国籍保有者約5000人が脱出を希望しているという。