アイスランドの火山が噴火、レイキャネス半島で確認

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18日、アイスランド南西部レイキャネス半島にある火山が噴火した/Brynjar Gunnarsson/AP

18日、アイスランド南西部レイキャネス半島にある火山が噴火した/Brynjar Gunnarsson/AP

(CNN) アイスランドの気象庁は18日、同国南西部のレイキャネス半島にある火山が噴火したと発表した。

噴火は現地時間の午後10時ごろから始まった。これに先立ち午後9時ごろに地震があった。

気象庁によると、噴火の様子はウェブカメラで確認できる。現場はグリンダビークの町から北へ約3キロのハガフェル付近と思われる。

噴火の正確な場所や規模を確認するため、間もなく沿岸警備隊のヘリコプターが出発予定。

グリンダビークや周辺の住民は11月に、火山噴火の恐れが強まったとして自宅から避難していた。

この時は数百回の地震が相次いで発生し、マグマのトンネルがグリンダビークに達する可能性があるとされたことを受け、国家非常事態宣言が発出された。

防災当局は当時、「少なくともベストマンナエイヤルの噴火以来、我々がかつて経験したことのないような出来事に直面している」としていた。1973年のベストマンナエイヤル噴火は予告なしに始まり、住宅400棟が破壊された。

観光客に人気の温泉施設「ブルーラグーン」は11月、噴火の兆候が確認されたことを受けて一時的に休業していた。

当局は同月、グリンダビークから約6.4キロ離れた地熱発電所を守るための側溝を準備していると発表した。同発電所は半島の住民3万人の暖房に使われる電気や地熱水を供給している。

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