「パニックに」「雪崩を心配」、地震遭遇の外国人観光客 能登半島地震
(CNN) 1日に発生した石川県能登地方を震源とするマグニチュード(M)7.5の地震では、日本を訪れていた外国人観光客も恐怖を体験した。
台湾からの観光客ジョニー・ウーさんは地震発生時、バスを待っていた。「揺れ始めると、皆パニックになった」と振り返った。
ウーさんは「電線や屋根に積もっていた雪が落ち、全ての車が揺れていた。皆パニック状態だった」とロイター通信に語った。
ウーさんは地震を体験したことがあるが、もっと大きな地震があるのではないかとまだ心配だという。
スノーボードの仲間と一緒にいた中国・上海からの旅行者ボールドウィン・チアさん(38)は「かなり大きい」地震だったと同通信に話した。
「部屋全体が揺れ、テレビも揺れていた。テーブルから物が落ちないようにしなければならなかった。だが部屋の中では安全だった」とチアさん。
地震発生時に友人らが屋外におり、「テキストメッセージを送って安全を確認しなければと真っ先に思った。もちろん、雪崩の可能性について聞いた」と話した。
チアさんは「かなり怖い。日本の地震について聞いていても、まさか実際に体験するとは思わなかった」と思いがけない体験を振り返った。