ウクライナ、新年は服喪から プーチン氏は空爆の強化を表明

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ロシアによるドローン攻撃で破壊されたウクライナ東部ハルキウ州の共同住宅/Sergey Bobok/AFP/Getty Images

ロシアによるドローン攻撃で破壊されたウクライナ東部ハルキウ州の共同住宅/Sergey Bobok/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナは、新年最初の1日を服喪の日とすると明らかにした。ウクライナの首都キーウに対しては年末にロシアによる大規模な空爆が行われ、多数の死傷者が出ていた。

ウクライナ軍はCNNの取材に対し、12月29日に行われたロシアによる攻撃はロシアによる全面侵攻が始まって以降で最も大規模な空爆のひとつだったと明らかにした。

ロシアのプーチン大統領は1日、ロシアがウクライナに対する空爆を強化すると述べた。プーチン氏は、ロシア軍が「高精度の兵器」を使って軍事目標を攻撃していると主張した。

12月31日から1月1日にかけて、ウクライナ全土で人々は、空襲警報とロシアによる新たな攻撃の音とともに新年を迎えた。

ロシア・ベルゴロド州のグラドコフ知事によれば、プーチン氏は1日の攻撃について、少なくとも25人が死亡したベルゴロド州へのウクライナ軍による攻撃への報復だと述べたという。

ウクライナのゼレンスキー大統領は大みそかの演説で、戦争が始まってから2年になろうとしている今、ウクライナの人々を奮い立たせようと「我々は暗闇を打ち破った」と訴えた。

ゼレンスキー氏は「ウクライナは、より強くなった。ウクライナの人々は、より強くなった。2023年の初め、1月と2月に、誇張ではなく史上最も困難な冬を乗り越えた。我々は暗闇の中で消え去ることはなかった。闇は我々を飲み込まなかった。我々は暗闇を打ち破ったのだ」と述べた。

ゼレンスキー氏は、困難が存在することを認めながら、ウクライナの人々に対し、忍耐を求めた。

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