仏大統領、イスラエルにレバノンとの紛争拡大の回避求める

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フランスのマクロン大統領/Ludovic Marin/AFP/Getty Images/File

フランスのマクロン大統領/Ludovic Marin/AFP/Getty Images/File

(CNN) フランスのマクロン大統領が、イスラエルの戦時内閣の一人であるガンツ前国防相に対して、特にレバノンとの紛争の拡大を回避するよう求めたことがわかった。仏大統領府の声明で明らかになった。

マクロン氏の発言の前には、ベイルートでの攻撃によって、イスラム組織ハマスの幹部サレハ・アルーリ氏が死亡しており、ハマスがイスラエルを非難していた。イスラエルは、この攻撃について関与を主張していない。

仏大統領府の声明によれば、マクロン氏は、特にレバノンにおいて、紛争が拡大する可能性のあるあらゆる姿勢を避けることが不可欠であるほか、フランスがこの地域に直接的・間接的に関与する全てのプレーヤーにこうしたメッセージを伝え続けると強調した。

マクロン氏は、パレスチナ自治区ガザ地区での民間人の死者数や人道的窮状にも懸念を表明した。

ハマスの支配下にある保健省は2日、イスラエル軍の攻撃によりガザで少なくとも2万2185人が死亡したと明らかにしていた。

マクロン氏は、ガザの人々に対して強制移住を呼び掛ける「容認できない」発言について、反対する姿勢を示した。

イスラエルのネタニヤフ首相が率いる右派の連立政権の閣僚2人がここ数日、当局が紛争終結後のガザの将来について検討を進めるなか、パレスチナの住民はガザを離れるべきだとの見方を示していた。

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