空爆の狙いはフーシの能力の「破壊と低下」、米国防長官
(CNN) 米国のオースティン国防長官は11日に声明を出し、イエメンの親イラン派反政府武装組織「フーシ」を狙った米英合同による空爆について、「フーシの能力を破壊、低下させる意図があった」と説明した。こうした能力は「船員らに危険を及ぼし、世界貿易を脅かしている」とした。
空爆はフーシの無人機、無人艇、地上攻撃用巡航ミサイル、沿岸部のレーダー、対空監視設備を標的にしたとオースティン氏は説明。フーシに対する明確なメッセージであり、違法な攻撃を止めなければ今後さらなる代償を払うということを伝えているとした。
オースティン氏は、前立腺がんの手術に続く合併症の治療のため現在も入院中。声明はそうした状況で出された。