ハマスが人質の動画3本公開、イスラエル爆撃で2人が死亡と主張
その日のうちに公開された3本目の動画には、3人の人質のうち38歳の男性と53歳の男性の遺体らしきものが映っていた。残された女性(26)は、2人ともイスラエルの爆撃によって殺害されたと訴えていた。女性が発言を強要されたのかどうかは分かっていない。
IDFの報道官は15日夜の記者会見で、死亡した男性のうち1人について、イスラエル軍の爆撃に遭ったとする3本目の動画の主張を否定。IDFは3人が拘束されていた建物を攻撃していないとした上で、近くの目標を攻撃したことを明らかにした。
報道官は「我々は人質がいるかもしれないと分かっている場所は攻撃しない」と強調。「振り返ってみると、彼らが拘束されていた場所の近くにある目標を攻撃した」と述べ、当時の状況などについて調べていると説明した。
報道官によると、IDFの担当者は3人の人質の家族と会って最新情報を提供した。うち2人については「重大な懸念を示した」としている。