英国王が退院、数時間前にはキャサリン皇太子妃も
ロンドン(CNN) 前立腺肥大の治療のため入院していたチャールズ国王(75)が、ロンドン市内の病院を退院した。英王室が明らかにした。
病後の保養のため、今後の公務の予定は変更されているという。
英王室は治療に当たった医療チームや、この数日に寄せられた心優しいメッセージに対する感謝の言葉を述べた。
国王は26日の入院後、3夜を病院で過ごした。術後の経過は良好とされていた。
妻のカミラ王妃は毎日国王を見舞い、29日の退院時にも国王に付き添った。
国王の退院の数時間前には、ウィリアム皇太子の妻、キャサリン妃も同じ病院から退院したと発表された。ウィンザー城に戻り、引き続き腹部の手術からの回復に努めるという。
キャサリン妃は16日、腹部の手術を受けるため入院していた。
英王室の報道官によると経過は良好で、皇太子夫妻は治療を提供した病院のスタッフへの感謝を表明しているという。
英王室の発表によれば、キャサリン妃は回復に数カ月かかる見通し。公務への復帰は復活祭(イースター)以降になる公算が大きいとされる。
情報筋が29日に明らかにしたところによると、ウィリアム皇太子も現在は公務を離れ、キャサリン妃の支援や子育てを優先しているという。