イスラエル軍参謀総長、病院が「テロの隠れみの」になること許さない
(CNN) イスラエル軍の特殊部隊がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区ジェニンにあるイブン・シナ病院に入り込んでパレスチナ人男性3人を殺害したことを受け、イスラエル軍のハレビ参謀総長は、病院が「テロの隠れみの」になることは許さないと述べた。
ハレビ氏は、殺害したパレスチナ人男性について、イスラエル市民に対する「深刻な攻撃」を実行することを計画していたテロリストの集団に関与していたと指摘した。
イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが作戦計画の避難所や人間の盾として病院を利用しているとして繰り返し非難している。ハマスはこうした主張を否定している。
ハレビ氏は「病院を戦場にはしたくない」とした上で、ガザ地区やヨルダン川西岸地区、レバノンなどにある病院の地上や地下のトンネルがテロの隠れみのとなったり、テロリストが武器を貯蔵したり休息したり攻撃を行ったりするための場所となることは認めないと語った。
ハレビ氏は予備兵に対し、イスラエル軍はテロを排除し、テロに打撃を与え、テロリストを攻撃するために最も複雑な場所にも進入すると述べた。