米英軍、イエメンでフーシ拠点を攻撃 今年4回目

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合同作戦のために出発する英空軍の戦闘機「タイフーン」=24日/Cpl Tim Laurence/RAF/UK Ministry of Defense/AP

合同作戦のために出発する英空軍の戦闘機「タイフーン」=24日/Cpl Tim Laurence/RAF/UK Ministry of Defense/AP

(CNN) 米軍と英軍は24日、イエメンの8カ所で反政府武装組織フーシの18拠点を攻撃した。

米軍主導の有志連合によるフーシへの攻撃は4回目。有志連合の発表によると、標的には武器、ミサイルの地下貯蔵施設や自爆型無人機システム、防空システム、レーダー、ヘリコプターが含まれていた。

英国防省は24日深夜、空軍の戦闘機タイフーン4機と空中給油機ボイジャー2機が参加したと発表した。

米国防総省のシン副報道官は22日、紅海とアデン湾で数日前からフーシによる商船攻撃が増えていると指摘していた。

フーシはイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まった後、パレスチナとの連帯を示すためとして攻撃を繰り返してきた。有志連合によれば、フーシによる商船や軍艦への攻撃は昨年11月中旬以降45回を超え、世界経済に脅威を及ぼしている。

有志連合は1月からイエメンでハマス拠点への攻撃を開始したが、フーシの攻撃は収まらず、武力行使だけでは効果がないとの見方も出ている。

シン氏はフーシがイランから最新の武器などを大量に供与されているとの見方を示した。だが複数の当局者がCNNに語ったところによると、米国はフーシが保有する武器の量を把握できていないという問題点もある。

それでも米軍と有志連合は、フーシの船舶攻撃が続く限り、対フーシ攻撃を続行するとの構えを強調している。

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