イスラエル軍、ガザ住民に人質情報の提供を呼び掛け 懸賞金付きで
(CNN) イスラエル軍は19日、パレスチナ自治区ガザ地区の住民に文字メッセージを送り、イスラエル人の人質に関する情報の提供者に懸賞金を支払うと呼び掛けた。
ガザにいるCNNのジャーナリストにも同日、携帯電話にメッセージが届いた。「戦争を終わらせたいか」という問い掛けに続き、「人質や拉致犯について信頼できる情報があれば、遠慮なく連絡を。相当額の現金を支払います」と書かれていた。
2つの電話番号とともにウェブサイトのリンクが添えられ、リンク先には人質の写真と名前、年齢が並んでいる。
人質は昨年10月7日、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの越境攻撃で連れ去られ、今も多数がガザ地区で拘束されている。CNNの集計によると、人質になった130人のうち、先週までに33人が死亡したとみられる。