住居ビルに空爆、死者13人 ガザ中部の難民キャンプ

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ヌセイラトへのイスラエルの空爆の後、瓦礫をかき分けて捜索するパレスチナの人々/Stringer/AFP/Getty Images

ヌセイラトへのイスラエルの空爆の後、瓦礫をかき分けて捜索するパレスチナの人々/Stringer/AFP/Getty Images

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプで14日午前2時ごろ、住居ビルがイスラエル軍の空爆を受け、避難民少なくとも13人が死亡した。

キャンプ南側のデイルアルバラにあるアクサ病院の報道担当者が、CNNに語った。病院には子どもたちの遺体が運び込まれているという。

ガザの文民保護当局が14日に発表したところによると、建物は4階建てで、100人以上の避難民が暮らしていた。

がれきの下敷きになっている家族もいて、死者の数はさらに増える恐れがある。

SNSに投稿された映像には、子どもたちを含む住民らがセメントの塊の下で身動きできなくなり、救助チームが作業を続ける場面が映っている。

イスラエル軍はこれまでも、ヌセイラト難民キャンプを繰り返し攻撃してきた。

14日の空爆では、国連が運営する近くの学校で火災が発生した。校舎が炎に飲み込まれる場面の映像もある。現地のCNN契約記者によると、倉庫の火災でさらに1人が死亡した。

CNNはイスラエル軍と国連にコメントを求めたが、返答は得られていない。

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