西岸ジェニンにイスラエル軍の攻撃、7人死亡
(CNN) パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区の都市ジェニンに21日、イスラエル軍の攻撃があり、パレスチナ保健省によると7人が死亡、9人が負傷した。
保健省によれば、死者のうち1人は50歳の外科医で、病院へ出勤する途中に銃撃を受けた。
この病院の責任者はCNNに、市内の学校に通う生徒1人が死亡し、職場へ向かっていた複数の高齢者が負傷したと語った。
イスラエル軍は21日、ジェニンでの「テロ活動」を撲滅する作戦を開始したと述べ、複数の武装テロリストに対する攻撃が成功したとの見方を示した。
パレスチナの武装組織「イスラム聖戦」の軍事部門「アルクッズ旅団」は20日、戦闘員らがジェニンでイスラエル軍と激しく衝突していると述べていた。
パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから、西岸地区でもイスラエル人入植者による襲撃でパレスチナ人が死亡するなど、暴力が拡大している。