爆弾の破片で燃料タンクが引火、イスラエルが米政権に説明 ラファ空爆

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イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区ラファの難民キャンプに実施した空爆により、多数の死傷者が出た/Eyad Baba/AFP/Getty Images

イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区ラファの難民キャンプに実施した空爆により、多数の死傷者が出た/Eyad Baba/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区ラファの難民キャンプに実施した空爆によって多数の死傷者が出た件で、イスラエルはバイデン米政権に対し、標的の攻撃に精密弾を使用したものの、爆弾の金属片によって近くにあった燃料タンクに引火し、火災が発生して、多数の死者につながったと説明していることがわかった。米当局者が明らかにした。

当局者は、米国側が確認することはできないものの、こうした情報が共有されたと語った。イスラエルの調査が完了すれば、さらに多くのことが分かるだろうとも述べた。

当局者によれば、米国がイスラエルからの説明を独自に確認することはできていない。米国が独自の評価を実施するかも不明。イスラエルとイスラム組織ハマスとの間で戦闘が続く中、米政権は通常、イスラエル自身が調査を行い、その結果を米当局者と共有するやり方を信頼している。

ラファへの空爆では、少なくとも45人が死亡したほか、200人が負傷した。イスラエル軍は同地区にあったハマスの施設に対して攻撃を行い、ハマスの幹部2人を殺害したとしている。

イスラエル軍はまた、空爆の標的は、パレスチナ人が移動するよう指示されたラファの人道地域にはなかったと主張した。

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