フランス、ミラージュ戦闘機の訓練を近く開始 ウクライナ軍パイロットに
(CNN) フランスのマクロン大統領は7日、ウクライナ軍のパイロットや整備士に対するミラージュ2000―5戦闘機の訓練を近く開始すると明らかにした。
ウクライナへ送る予定の戦闘機の数や出所については、「効率性への懸念から」詳しく明らかにしなかった。マクロン氏によると、訓練はフランス国内で行われる見通し。
首都パリでウクライナのゼレンスキー大統領と共同会見に臨んだマクロン氏は、「我々はこれまでも常に、兵器の引き渡しと使用が済んでから数を公表してきた。その方が効果的で、敵に察知されにくいからだ」と説明した。
ウクライナに軍事教官を派遣するかどうか詳細を問われると、教官派遣に関して「タブー」は存在しないとの認識を示した。
これとは別に、仏独防衛企業のKNDSは7日、ウクライナ政府との間で二つの契約を締結した。フランス製榴(りゅう)弾砲「カエサル」や155ミリ砲弾用の予備部品の生産をウクライナ国内で始めるとの内容。