習主席、ガザでの「包括的かつ持続可能な停戦」を呼び掛け
(CNN) 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は6日、訪問先のフランスでマクロン大統領との共同記者会見に臨み、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦を呼び掛け、「中東での持続する和平」を訴えた。
習氏は「我々は、ガザにおける包括的かつ持続可能な即時の停戦と、パレスチナの国連への正式加盟に対する支援、パレスチナ国民の正当な権利の回復に対する支援、2国家解決の再開、中東での持続する和平を呼び掛ける」と述べた。
習氏は、長引く紛争について、人間の良心が試されるものであり、国際社会は行動を起こさなくてはならないと強調した。
習氏は、ウクライナに対する中国の姿勢について改めて言及し、中国が積極的に和平を推進してきたと述べた。習氏は、ウクライナでの危機を利用して「新冷戦」をあおるあらゆる当事者に反対するとも述べた。
習氏は、農業や金融、航空宇宙、原子力、文化交流などさまざまな分野でのフランスとの関係強化を呼び掛けた。習氏によれば、中国とフランスは18分野での協力で調印した。