ペット市場で火災、犬や猫など数百匹焼け死ぬ バンコク
(CNN) タイの首都バンコクにある動物市場で11日に火災があり、地元当局によると犬や猫など数百匹の動物が焼け死んだとみられる。
火災は現地時間の午前4時10分ごろ、チャトチャック市場の生きた魚や動物が売られている区画で発生。118店舗が焼け、約30分後に消し止められた。
けがをした人はいなかったものの、犬、猫、ウサギ、ヘビ、鳥類、魚、ニワトリなどペットの動物多数が犠牲になった。焼失面積は約1400平方メートルと推定されている。出火原因は現時点で明らかにされていない。
火災によって焼かれた建物/Chanakarn Laosarakham/AFP/Getty Images
CNNの取材に応じたペットショップ経営者の女性は、400匹のヘビ全てを今回の火災で失ったといい、「焼け死んだのではなく、煙で窒息死した」と話している。ヘビは約500万バーツ(約2100万円)の価値があったという。
当局は、現場で対応に当たる消防隊などの写真や映像を公開。激しい炎と煙に包まれるケージの映像もあった。