世界最大のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」で火災 メキシコ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
世界最大のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」で小規模火災/Joe Raedle/Getty Images/FILE

世界最大のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」で小規模火災/Joe Raedle/Getty Images/FILE

(CNN) メキシコに寄港していた世界最大のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」で、小規模な火災が発生した。火はすぐに消し止められ、同船は予定通りに航海を続けている。

同船を運航するロイヤル・カリビアンの広報は、25日に「小規模な火災」が発生したことを確認。火はすぐに消し止められてけが人はなく、全体的な影響は「最小限」だったとしている。

アイコン・オブ・ザ・シーズは全長約365メートル、総トン数は25万800トン。火災発生時はメキシコのコスタマヤに停泊していた。一時的な停電に見舞われたものの、すぐにバックアップ電源が作動した。

消火作業は同船の乗員が行ったと広報は述べ、乗員は全員、そうした状況に対応する訓練を受けていると説明した。乗客には船内放送で状況を知らせた。

アイコン・オブ・ザ・シーズのフェイスブックグループに参加するユーザーは、軽微な支障はあったものの、すぐ平常に戻ったと伝えている。

洋上最大のウォーターパークを含めて七つの遊泳プールを備える同船は、今年初めに運航が開始されて注目を集めた。

今回の火災による日程への影響はなく、現在はメキシコのコスメル島へ向かっている。

客船の火災は今年3月にもカーニバル・クルーズ・ラインの船で火災が発生していた。

ロイヤル・カリビアン広報は、クルーズ船の小規模火災は「よくあることではないが、珍しいことでもない」と述べ、通常は迅速に処理して乗客への影響は最小限に抑えられると説明した。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「メキシコ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]