イスラエルの空爆で24時間に99人死亡、ガザ保健省が発表
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の保健省は3日、イスラエル軍の空爆で24時間に99人が死亡し、169人が負傷したと発表した。
保健省の声明によると、昨年10月以降、イスラエル軍の攻撃による死者は計4万1788人、負傷者は9万6794人になった。
攻撃を受けた現場に救急隊員らが近づけないことから、多くの人ががれきに埋もれたままになっているという。
保健省は死者について、イスラム組織ハマスの戦闘員と市民を区別していない。
ハマスは昨年10月7日にイスラエルを奇襲し、イスラエルはすぐさまガザへの攻撃を開始した。これに反発してレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラはイスラエルに攻撃を仕掛けた。以降、国境越しに攻撃の応酬が続いていたが、このところ戦闘は急速に激化し、緊張が高まっている。