パキスタンの鉄道駅で自爆テロ、24人死亡 分離派武装勢力が犯行声明

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パキスタンの鉄道駅で自爆テロ

(CNN) パキスタン南西部バルチスタン州クエッタの鉄道駅で8日、自爆テロが発生し、地元当局高官によると、少なくとも24人が死亡した。

クエッタの当局者は声明で、53人が負傷したと説明。「鉄道駅で起きた爆発は自爆テロだった」との見方を示した。

分離派武装勢力「バルチスタン解放軍(BLA)」が声明で関与を主張している。CNNは声明を確認した。

警察幹部によると、爆発は午前9時ごろ、クエッタの主要駅のプラットホームで発生した。

プラットホームには爆発時、大勢の乗客がいたという。

パキスタンのシャリフ首相は声明で、攻撃を強く非難した。

バルチスタン州では数十年にわたり反乱が続いているが、近年、同州のグワダル港が中国にリースされたのをきっかけに勢いを増している。グワダル港は中国の巨大経済圏構想「一帯一路」のパキスタン進出で要の位置を占める。

BLAは今年発生した複数の大規模襲撃に関与しており、直近では10月、カラチで中国人技師や投資家を乗せた車列を攻撃。中国人少なくとも2人が死亡していた。

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