ブラジル最高裁付近で2度の爆発、1人死亡
(CNN) 南米ブラジルの首都ブラジリアにある最高裁判所付近で2度の爆発があり、1人が死亡しているのが見つかった。
CNNブラジルによると、最初の爆発は最高裁判所前で発生し、続いて近くにある国会議事堂前の通りで爆発が起きた。
首都ブラジリアの公衆安全当局によると、この爆発で1人が死亡した。
この爆発について当局は当初、自爆攻撃だったとの見方を示していた。しかし警察は、まだ現場で捜査を続けていると説明した。
現場には連邦治安警察が出動し、最高裁判所と国会議事堂、大統領府があるブラジリアの三権広場は封鎖されている。
爆発を受けて裁判所の判事らは避難した。
ジョルジ・メシアス司法長官は「連邦最高裁判所と下院に対する攻撃を強く非難する」とX(旧ツイッター)に投稿し、「三権広場周辺での爆発については連邦警察が徹底捜査する」と表明。「攻撃の動機を解明し、できるだけ早期に平和と安全を回復する必要がある」とした。
三権広場では今年1月8日、ジャイル・ボルソナロ前大統領の支持者が押し寄せて暴動を引き起こしていた。