ウクライナへの長距離兵器使用許可、米国の「直接参加」に等しい ロシア外務省

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米国のバイデン大統領がウクライナに対し、米国製の長距離ミサイル「ATACMS(アタクムス)」をロシア領で使用することを認めた

米国のバイデン大統領がウクライナに対し、米国製の長距離ミサイル「ATACMS(アタクムス)」をロシア領で使用することを認めた

(CNN) ロシア外務省のザハロワ報道官は18日、ウクライナがロシア領内の標的を攻撃するために長距離ミサイルを使用することは、米国の戦争への「直接的な参加」に等しいと述べた。

ロシア国営タス通信によると、ザハロワ氏は「ウクライナが我が国の領土を攻撃するために長距離ミサイルを使用することは、米国とその友好国がロシアに対する敵対行為に直接参加し、紛争の本質と性質を根本的に変えることを意味する」と述べ、「この場合、ロシアの対応は適切かつ具体的なものになるだろう」と警告した。

同氏の発言は、ロシアのプーチン大統領が9月に述べた発言を繰り返すものだった。

プーチン氏は当時、米国がウクライナに米国の兵器を使用してロシア領奥地の標的を攻撃する許可を与える可能性について問われ、「この決定がなされれば、それは直接的な関与にほかならない。北大西洋条約機構(NATO)諸国、米国、欧州諸国がウクライナ戦争の当事者になることを意味する」と答えていた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ロシア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]