ロシア軍将校、モスクワでの爆発で死亡 ウクライナが暗殺に「関与」

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ロシア首都モスクワ市内の爆発現場/Maxim Shemetov/Reuters

ロシア首都モスクワ市内の爆発現場/Maxim Shemetov/Reuters

(CNN) ロシア連邦捜査委員会によると、ロシア軍の放射線・化学・生物学防護部隊を率いていたイーゴリ・キリロフ中将が17日、首都モスクワ市内で起きた爆発により死亡した。

現場は大統領府の南東約7キロに位置するアパートの前。電動キックボードに仕掛けられていた爆弾が、遠隔操作で爆発したという。

同委員会は、キリロフ氏の補佐官も死亡したと発表。「テロ行為」と非難し、現場で捜査と捜索活動が続いていると述べた。

キリロフ氏はウクライナに対する化学兵器の使用を指示したとされ、ウクライナ検察が容疑者不在のまま起訴していた。

ウクライナ保安局(SBU)によると、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、キリロフ氏が命じた催涙手榴弾(しゅりゅうだん)などの化学兵器による攻撃は4800件あまり報告されている。

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