コンゴ主要都市で3000人近く死亡、反体制派による制圧後 国連
コンゴ、米国、国連の専門家らは、M23の背後に隣国ルワンダの支援があると非難する。
ルワンダ政府はこの主張を否定しているが、AP通信によると、自国の安全保障強化のためコンゴ東部に兵士とミサイルシステムを配備していることは認めているという。
ルワンダのカガメ大統領はCNNの取材に答え、自国の兵士がコンゴにいるかどうかは分からないと発言。それでも同国は自衛のために必要なことをすると語っていた。
ゴマを州都とする北キブ州は、コルタンなど希少な鉱物の産地として知られる。これらの鉱物は電話やコンピューターを製造する上で重要な原料。
前出の国連ミッションの幹部は、国連の期待と裏腹に停戦が維持されておらず、南キブ州の州都ブカブへ向かう主要道路沿いで戦闘が継続しているとの報告を受けていると明かした。
現在M23がブカブの北50キロの地点にまで迫っており、南キブ州の状況が「特に懸念される」という。