反体制派指導者ナワリヌイ氏の死から1年、妻が「自由な」ロシアのための戦い呼びかけ
墓を訪れた人々はAP通信に対し、ナワリヌイ氏に敬意を表すことは、政府が言論弾圧を強化している現在のロシアでの「抗議」活動だと語った。
モスクワに住む若者は、ナワリヌイ氏を「誰もやらなかった方法で」国を変えるために戦った人物と評した。
また、別の住民はナワリヌイ氏の命日を「つらい日」と表現しながらも、支持者たちは「今後もずっと彼のことを思い出し続けるだろう」と話し、「彼のような人はもういない」と口にした。
欧州諸国、オーストラリア、カナダ、英国など18カ国は16日、共同声明で「彼の死の最終的な原因はロシア当局にあることを改めて強調する」と述べ、「1年が経過したが、ロシアの悲惨な人権状況は悪化し続けている。ロシア大統領府は平和的な異議を抑圧し、恐怖の風潮を維持し、法の支配を弱体化させている」と断じた。