イスラエル軍、ベイルート南部を空爆 ヒズボラのミサイル保管施設が標的と主張

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イスラエル軍の空爆後の様子を撮影する男性=27日、レバノン首都ベイルート/AFP via Getty Images

イスラエル軍の空爆後の様子を撮影する男性=27日、レバノン首都ベイルート/AFP via Getty Images

(CNN) イスラエル軍は27日、レバノンの首都ベイルート南部ハダス地区を空爆した。イスラエル軍は空爆の直前に避難するよう警告を出していた。

イスラエルのネタニヤフ首相とカッツ国防相による共同声明によると、標的は精密ミサイルを保管していたレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの施設だったという。

ロイター通信の映像には、同日午後6時ごろに大きな黒煙が上がる様子が映っている。

レバノン民間防衛隊によれば、イスラエルの攻撃で発生した火災は鎮火しており、負傷者は確認されていない。

イスラエル国防軍(IDF)の報道官は、ヒズボラが同地区の施設を利用しているとして市民に300メートル離れるよう呼びかけていた。

空爆によって発生した火災の消火にあたる消防隊=27日/AFP via Getty Images
空爆によって発生した火災の消火にあたる消防隊=27日/AFP via Getty Images

レバノンのアウン大統領はイスラエルの攻撃を非難したほか、米国とフランスに対しては、イスラエルの攻撃を即座に停止させるよう求めた。

昨年11月にイスラエルとヒズボラの停戦が発効して以降、IDFは南レバノンでヒズボラの戦闘員や施設を標的とした空爆を度々行っている。

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