米コカ・コーラが肥満防止キャンペーン 汚名返上図る
コカ・コーラはこれに対し、「無責任であり、CSPIのいつものスタンドプレーだ」と非難する声明を出した。
コカ・コーラは今回のキャンペーンで、肥満対策の基本となるのは「カロリーは何から取ってもすべて計算に入る。それが燃焼するカロリーを超えれば体重が増える」という考え方だと強調する。
一方、CSPIは14日、コカ・コーラのキャンペーンは「批判によるダメージを避けるための手段にすぎない」とする声明を発表。炭酸飲料への課税や公共機関での販売禁止、容量制限といった動きに対抗するのが目的だと批判した。
強まる風当たりを受け、コカ・コーラは全米で容量の小さい飲料の発売を進めている。また、商品のカロリーを見やすくするためとして、ボトルや缶の前面に表示することも決めた。