世界最優秀エアラインにエミレーツ航空 業界調査

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最優秀賞の栄冠に輝いたのは・・・

最優秀賞の栄冠に輝いたのは・・・

フランス・ルブルジェ(CNN) パリ航空ショーが開催されているパリ郊外のルブルジェ空港で、「スカイトラックス・ワールド・エアライン・アワード」の表彰式が行われ、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイに本拠を置くエミレーツ航空が最優秀賞「エアライン・オブ・ザ・イヤー」の栄冠に輝いた。

1999年に創設されたこの賞は、世界160カ国、1820万人の利用者アンケートによって決められる。審査対象は客室の清潔さから機内食の質、ビデオなどの娯楽サービスまで多岐にわたる。

エミレーツ航空は2001年にエアライン・オブ・ザ・イヤーを初めて受賞し、翌年も連続受賞。だがその後、トップの座から遠ざかっていた。

同社のティム・クラーク社長は今回の受賞について「非常なるハードワーク」の賜物(たまもの)だと指摘。「エミレーツ航空は航空機200機と、客室乗務員および地上スタッフ1万8000人を擁している」とし、それだけの規模で質の高いサービスを提供するのは「容易ではないが、自分の仕事に精を出し、人々の期待に応え、できればその期待を超えるように努力するしかない」と語った。

客室乗務員部門では香港を本拠にするキャセイパシフィック航空が第1位に輝いたほか、マレーシアのエアアジアが最優秀格安航空会社賞を受賞した。キャセイのジョン・スローサー最高経営責任者(CEO)は、「決まりを守るだけでなく、仕事を通して自らを表現し、真心からのサービスを心がけるよう教えている」と語った。

新たに創設された客室清潔部門でトップとなったのは日本の全日空。全日空は全体評価でも最高の5つ星評価を受けた。

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